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選択理論/動機づけ要因・衛星要因に大きく関係する『上質世界』

動機づけ要因・衛星要因を検討する上での重要な考え方

上質世界

選択理論の重要な考え方の1つに「上質世界(クオリティ・ワールド)」というものがあります。

上質世界とは、あなたが大切にしている価値観であり、大切にしている人や、大切にしているものです。

人は上質世界にあるものに興味を持ち、上質世界にあるものを求め、上質世界に近づくと気分が良くなります。

選択理論.jpではこうあります。

<私たちを満たすイメージの世界>

上質世界とは、それぞれの人間に固有な、基本的欲求を最も満たすイメージの世界である。

このイメージの世界には、例えば大好きな食べ物や一緒にいたい人、成し遂げたい成果や成績、自分の趣味や欲しい物、大切にしている信条や哲学などが含まれる。

<上質世界の3要素>

  • 私たちがともにいたいと思う人
  • 私たちが最も所有したい、経験したいと思うもの
  • 私たちの行動の多くを支配している考え、信条

sauce:選択理論.jp

これが、ビジネスとどう関係あるのでしょうか?

相手の上質世界に入れなければ、信頼関係が築けない(衛星要因)

人は自分の上質世界というアルバムに入っているものを大切に想い、大切に扱います。

例えば、子供にとって両親というものは上質世界に必ず入っていると思います。親が自分の道標であり、自分を愛してくれる存在。しかし、思春期になると「勉強をしなさい!」「あれしなさい!これしなさい!」とガミガミ言う親が鬱陶しくなり、次第に上質世界から親がいなくなった経験はありませんでしょうか?行き過ぎると親子関係はこじれ、気が付いたら数年口もきいたことがない。

ビジネスでもこれが生じます。

共に働く相手の上質世界に自分が入っていれば、お互いを支援し、励まし、尊敬し、信頼するんじゃないでしょうか?

逆にあなたが外的コントロールを使っていたとすれば、あなたは鬱陶しい人として、相手の上質世界からいなくなります。

そうすれば、思春期のこじれた親子関係のように、コミュニケーションすらうまく取れなくなってしまいます。

仕事が上質世界になければ、内発的動機づけがされない(動機付け要因)

そもそも仕事が上質世界に入っていないと、内発的動機づけがされず成果が上がりません。

月曜日になると「会社に行くの嫌だなぁー」とか「万年5月病なんです、、。」みたいな声をクライアント先のスタッフから聞くことがあります。

これってどうなんでしょうか。そう言っているスタッフが悪い訳ではなく、あなたの会社とスタッフの関わり方に問題があるんじゃないでしょうか?

どうすればよいのか?

私たちは直接相手をコントロールすることはできませんが、「マクレガーのX理論・Y理論/ハーズバーグの二要因論」でも触れたような、動機付け要因と衛生要因を満たしてあげる必要があります。

特に衛生要因において、人間関係がうまくいっていない場合、まずはあなたが相手のことを自分の上質世界に入れることです。

そうすれば、相手は自分は大切にされている、気にかけられていると感じるでしょう。

すると、相手も自分のことを上質世界に入れてくれます。

そういった関わり方をすることが、とても重要であるということです。

当社で掲げている行動指針の以下の3つにはそんな思いが込められています。

  1. 身近な小さなことにも誠実で、親切な行動を選択する。
  2. ひとの「大切」を、大切にする。
  3. ひとを、支援し、励まし、尊敬し、信頼する。

普段あなたは周りとどのような関わり方をしていますか?

自分の上質世界に相手を入れ、相手も自分を上質世界に入れてくれているでしょうか?