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商品予算計画を考える/在庫回転率

小売業経営の効率化を目指す

商品予算計画とは

商品予算計画とは、特定の期間に対して金額で示された明細なマーチャンダイジング活動の計画のことです。

目的は、金額で目標を設定し、マーチャンダイジング活動を推し進める財務的側面の計画を立案することです。

具体的には、売上高予算在庫高予算値入高予算仕入高予算です。

在庫回転率

在庫回転率とは、一定期間内に在庫がどの程度入れ替わったかを示す指標です。

小売り経営において、商品投下資本の効率を測定し、在庫投資の回収を管理するための指標です。

計算式は以下となります。

在庫回転率(%)= 売上原価 平均在庫高(原価) ×100

基本的に数値が大きいほど理想的です。それだけその商品が企業の売上に貢献していることを意味します。

ただし売上総利益(粗利益)を見なければ、在庫回転率が高いだけで経営が順調とは断定できません。

粗利益率に商品回転率を乗じて計算されるのが商品投下資本粗利益率(GMROI)で、GMROIは店舗の「強さ」を図る指標でもあります。

商品投下資本粗利益率(GMROI)を基軸とした基盤の強化は、経営者や店舗責任者が最優先すべき基本となります。

次回、商品投下資本粗利益率(GMROI)について説明します。

計算例

売上 1500万
原価 1050万
月初在庫(原価) 360万
月末在庫(原価) 240万

商品回転率=1500/((360+240)/2)×100=500%(5回転)
GMROI=粗利450万/((360+240)/2)×100=150%(1.5回転)
在庫回転率=1050/((360+240)/2)×100=350%(3.5回転)

在庫回転率をKPIとして設定する

在庫回転率をKPIに置くとどうなるでしょうか。

例えば、当社のクライアントでは、10日おきに棚卸を実施し、売上高、原価、在庫高を管理しています。

商品単位で管理しているので、どの商品が影響を及ぼし、在庫回転率に影響しているのかを毎月分析することが可能です。

業種や業態によって目安が変わりますが、変化に気が付くことが重要です。

こうした管理をすることで、小売業経営の効率化を目指しましょう。