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“ブランディング”は、外側ではなく、内側から始まる。


中小企業診断士/千田哲也
「ブランディング」という言葉には、どこかキラキラしたイメージがあるかもしれません。
ロゴやデザイン、キャッチコピー…。たしかにそれも大切です。
でも、私たちはこう考えています。
本当に伝わるブランディングは、「思い」を内側で共有することから始まる。
浸透と展開の一貫性
私たちが大切にしているのは、“浸透”と“展開”の一貫性です。
ランドが、企業の“らしさ”や“あり方”を伝えるものだとしたら、それはまず社内に共有されていなければ、意味がありません。私たちは、「浸透と展開の一貫性」があってはじめて、組織が一つの方向に向かって力を発揮できると考えています。
“浸透”とは
- 経営者や経営幹部の考え・行動が、現場の社員まで届いている状態。
- 「言葉が通じる」のではなく、「考え方や判断基準が揃っている」状態です。
“展開”とは
- 企業としての方針や姿勢が、部門やチームごとにブレることなく、全社一丸で同じ方向に進んでいる状態のことです。
その一貫性をつくるには、目的からはじめる。
私たちの支援では、ブランドをデザインする前に、まずは
「なぜ、私たちは存在しているのか?」という目的=企業の理念を明確にします。
この“理念”が、すべての判断や戦略の起点です。
そして、「あるべき姿」とのギャップを見つけていく。
理念が定まったら、次に考えるのは「その理念を実現できている状態」とはどんな姿か?
そして、いまの自社とのギャップはどこにあるのか?
例えば:
- 理念が社員に浸透していない
- 組織間の連携ができていない
- 顧客のニーズが見えていない
- 販売や業務の仕組みが古く、改善が進んでいない
こうしたギャップを明確にして、初めて戦略が意味を持ちます。