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組織を変える一番の近道は、誰かを変えることじゃない。
リーダー自身が変わること。


中小企業診断士/千田哲也
私はこれまで、たくさんの企業支援に関わってきました。
「この仕組みがあればうまくいくはずだ」
「あとは現場に任せよう」——
そんな声もたくさん聞いてきました。
でも本当にうまくいく組織には、共通点があります。
それは、“仕組み”を導入したからではなく、
“仕組みを動かす人の心”が動いていることです。
リーダーシップと組織の変化
実はこの第6話のストーリーは、私たちが支援したある企業の実際の出来事をもとに描いています。
最初は不安や戸惑いの声がありました。
「変える必要があるの?」「今のままでやれるでしょ?」という空気も、確かに存在していました。
でも、ある時から現場の空気が変わり始めました。それは、社長自身が“自分の言葉”で未来を語り、社員の声に耳を傾け、ともに考え、共に仕組みをつくる姿勢を貫いたからです。
納得感があるから、人は“自分の意思で”動く。
「やらされてる」仕組みは動きません。
でも、「自分たちで考えてつくった仕組み」には、納得感があります。
それは、選ばされたのではなく、自分たちが“選んだ”仕組みだから。
この“納得感”こそが、人と組織を前向きに変える力だと私は信じています。
事業が動いたのは、仕組みが優れていたからじゃない。人が“自分ごと”として動いたから。
ECサイトが立ち上がり、最初の注文が入ったとき。
社員たちは驚き、喜び、そして…誇らしそうな表情をしていました。
「これが自分たちの仕事だ」と胸を張るその姿に、私は希望を感じました。
これは、ゴールじゃない。これからも挑戦は続く。
私たちオルガナは、単なる施策やツールの導入ではなく、
「組織が自走する仕組み」をつくることに力を注いでいます。
そして何より、その仕組みを“どう動かすか”を一緒に考え続けます。