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戦略、作戦、戦術を考える

戦略の語源は「将軍の仕事」

戦略、作戦、戦術には、どんな違いがありますか?

国語辞典で調べると、戦略、作戦、戦術は以下のように出てきます。

【戦略】
1.戦争・闘争などに勝つための大局的・長期的な計略。
2.政治・社会運動・企業競争などを行う上での総合的・長期的な計画。

【作戦】
戦闘や試合をうまく運ぶための方法・策略。また、ある目的を達成するための方法・策略。軍隊が計画に沿って一定期間行う一連の対敵戦闘行動。表現比喩的に戦闘以外にも使う。

【戦術】
1.戦闘や試合に勝つための方法・手段。◇大局的・長期的な「戦略」に対して、具体的・短期的なものをいう。
2.ある目的を達成するための具体的な方法・手段。

出典:『明鏡国語辞典』

では、関係性はどうかというと、右図のように、戦略→作戦→戦術ときます。

また、経営において戦略とは、目的や目標を達成するためのシナリオです。

同じく作戦とは、戦略を実現するためのプロジェクトです。

そして戦術とはアクションプランを指します。

戦略:目的や目標を達成するためのシナリオ

作戦:戦略を実現するためのプロジェクト

戦術:アクションプラン

経営において戦略や戦術はどのように考えればいいですか?

洗い出した戦略課題に対し、どのような取り組みが考えられるか列挙し、その中でも最も効果的かをプロジェクト化します。

プロジェクトは多すぎるとリソースが分散してしまい、うまくいかないことが多いので、選択と集中が必要です。

そのプロジェクトに対し、アクションプランを検討していきます。アクションプランは、いつ、誰が、何を、どのように、どれだけ、何のために、を設定していきます。

定量的に測れる目標を定めることがポイントです。

戦略の語源は「将軍の仕事」

戦略という言葉の語源は古代ギリシャ語のストラテゴスから来ているそうです。

その意味は「将軍の仕事」。

「国家の資源をどう使うのか?」を決める大戦略

「今ある武力でどう戦うか?」を決める軍事戦略

「いつ、どこでどんな戦いを行うか?」を決定する作戦戦略

「個別具体にどう戦うか?」を決める戦術

ちなみに戦術(タクティクス)の語源も古代ギリシャ語であるタクティトスが語源で、「部隊を配備する、配備につける」という意味があります。

重要なことは、それぞれの戦略や作戦、戦術が相互に影響しあっているということ。

昔、「プロジェクトは生き物である」と教えられましたが、こうしたほかの戦略や作戦が影響し状況が変化するため、都度見直しをかけていく必要があるということです。

あなたの戦略はいまどうなっていますか?一度見直してみてはいかがでしょうか。