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「浸透」と「展開」の一貫性

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記事のポイント

経営理念や経営ビジョンとの一貫性、戦略レベルでの整合性を保つ必要性についてお伝えします。

- 浸透と展開の一貫性
- 目的の明確化 - 『理念』
- 目標の設定 - 『経営ビジョン』
- 戦略課題の明確化 - 『ビジョンと現状のギャップ』
- 戦略と事業計画化 - 『ギャップを埋める戦略と計画』
- アクションプランの策定 - 『計画の実行』
- オルガナではどうしているか?

経営理念と経営戦略


経営戦略は、「企業戦略」、「事業戦略」、「機能戦略」といった階層別に分かれます。
それぞれ検討すべき内容や役割は異なりますが、いずれのレベルでも、経営理念や経営ビジョンとの一貫性、戦略レベルでの整合性を保つ必要があります。
私たちは、この「浸透と展開の一貫性」を大切にしています。

“浸透”とは、経営者の「考えや行動」と、スタッフの「考えや行動」が一致していること。

“展開”とは、企業の「考えや行動」に、部門間・社員間のバラツキがなく、全社で一致していること。

「浸透と展開の一貫性」があって、はじめて最大限のチカラを発揮できると考えているからです。
目的や目標から一貫した戦略を描き、ブレのない施策の展開をすることが私たちのこだわりです。

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目的の明確化 - 『理念』

「浸透と展開の一貫性」を具現化するためには、企業の基軸となる「企業の存在意義」(何のために、我が社があるのか)が明確でなければなりません。
我々は、「企業の存在価値」を“経営理念”と定義して、「企業の有り様(考え方・姿勢)」を決めるものと考えています。
まずは目的を明確にしましょう。

目標の設定 - 『経営ビジョン』

目的が明確になれば、「いつまでに」「どこまでやるのか?」を考えます。これが目標です。
多くの企業の目標は「売上」になっていることが多いですが、売上はあくまでも結果であることを心得てください。
目的を果たすために、3年後、5年後、どうなっていたいのか?どんな姿になっているのか?「あるべき姿」は何か?これを定めることが重要です。
ここがブレると、組織は目的を目指して動くことができません。

戦略課題の明確化 - 『ビジョンと現状のギャップ』

あるべき姿が明確になれば、現状と比較してどこにギャップがありますか?
 「理念や目的が浸透していない」 「人材が必要とするスキルを持っていない」 「組織に必要とする機能がない」 「業務に、ムリ・ムダ・ムラが多い」 「マーケットの開拓ができていない」 「顧客ニーズを知らない」 「薄利のビジネスモデルになっている」 「財務体質が貧弱」など、様々な課題がギャップとして現れるはずです。「財務の視点」「顧客の視点」「プロセスの視点」「人材・育成の視点」でどのような課題があるか、明確にしていきましょう。

戦略と事業計画化 - 『ギャップを埋める戦略と計画』

戦略課題が明確になれば、具体的に「いつまでに」 「だれが」「なにを」「どのように」するのかを検討します。
ここで重要なのは優先順位です。
「何から始める必要があるのか?」「それぞれの課題に関係性はあるのか?」「最も効果が高い課題とは何か?」
これをしっかりと練り、計画に落とします。

アクションプランの策定 - 『計画の実行』

計画ができればあとは、日々実行するのみです。ここで重要になるのが日々のセルフマネジメントです。
計画も絵に描いた餅になってしまっては意味がありません。確実に実行するための仕組みやツールが必要となります。
こうした実行支援まで当社ではご支援しております。

オルガナではどうしているか?

戦略を立て、マネジメントで目的地まで走り切る。

オルガナでは上記の通り、経営の目的(Vision)を果たす目標と計画を立てるための、事業計画化支援をしています。

企業の成功を測るための5つの視点で(財務、顧客、内部プロセス、学習&成長、リーダーシップ)戦略を立て、組織が設定した目標値までの進捗状況を把握し、戦略的に行動するための定量的指標を管理します。

私たちは、目標達成に必要な業務プロセスを明確にして、組織やメンバー間でコンセンサスを取り、同じ方向を向いて業務に取り組むことを支援します。