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大分に60年の老舗生花店
事業承継に伴うリブランディング

「花と人とヒトをつなぐ」老舗生花店の未来を紡ぐ事業承継

事業承継・リブランディング・CI開発

大分県で高い信頼とシェアを誇る老舗生花店花の店とがわ様

花の店とがわは、花の魅力とそれを通じて動く人の心に深い造詣があります。花の心も人の心も大切にし、花を通して人と人をつなぐ生花店です。

相手を思いやる心が生み出す「感じる感動」をお花を通して提供しています。提供する花の鮮度やクオリティはもちろんのこと、季節やお店スタッフそれぞれの直感から生まれるお花づくりが魅力です。

事業の承継を前に、当代の目指す新しい「花の店とがわ」の在り方を模索していました。
花への想いや事業のビジョンを言語化し、目指す姿を明確にするため、CI開発を行いました。

CI開発により、目指す姿に基づいた事業計画の策定と、資金計画を進めることができるようになりました。

お客様の声

戸川力太様
戸川力太様
花の店とがわ 代表取締役

Q1. 当社に依頼するきっかけはなんでしたか?

オルガナさんの人柄に惹かれました。どんなことでも最後までやり切る姿勢に安心感がありました。

Q2. はじめのご相談時にはどんな悩みがありましたか?

まずは資金繰りに課題がありました。
3代目を引き継ぐにあたり漠然とした不安の中で、自分に数字や経営に関する知識が乏しく、客観的な意見やアドバイス、道標を求めていました。
また、当時の経営者であった父との考え方の違いを乗り越え、父のやり方からシフトするにはきっかけが必要でした。

Q3. 当社にどんなことを期待していましたか?

イメージを統一し、明確な軸を持った戦略を得ることです。

「こんな会社にしたい」というイメージはありましたが、うまく伝えられませんでした。
散らばっていたイメージを繋げて人に伝えられる形にして欲しかったです。


また、数字や経営計画に焦点を当てて戦略を立てても、各部分が分断されて理解できませんでした。数値ややり方にアプローチしてみましたが、根本的な理解が足りませんでした。
つまり、自分の描いているイメージを戦略に結びつける方法が不足していたので、それを補完してほしいと思っていました。
そして、そのためには自分の作りたい会社の根本を明確にする必要がありました。

Q4. 当社に依頼した理由はなんですか?

自分の悩みを打ち明けられる信頼できる相手だと思えたからです。
事業が違うとしても、オルガナさんの想いや事業に共感しました。
自分の事業を運営する上で、自分ではできないところをお願いするパートナーとして、信頼できると思いました。

Q5. これまでのプロセスで特に印象に残ったことはありますか?

言語化だけではなくて、写真や画像、色やイメージから具現化していく方法、五感を通してビジョンを得ていくプロセスが印象的でした。また、そのプロセスをパートナーと共に辿ることができたことは重要でした。お互いのイメージの部分を共有でき、二人の認識を共有できたことは大きな成果です。

Q6. これまでのプロセスの中で、一番ご満足いただけている点を教えてください。

CIです。「与える感動よりも感じる感動」という言葉など・・ MIの文章は全体に心から納得できる表現です。
自分たちから出てきた言葉が、改めて自分たちだけの言葉になっていると感じます。
自分では作れないけど、自分たちから出てきた、ということに感動します。

プロに任せて自分は自分のやりたいものをする。ということを実感しています。

Q7. 当社のサービスを受けて、経営にどのような変化がありますか?

CIが明確になったことで、会社の指針が明確になり、方針の見直しに役立ちました。
離職が多いことに対する悩みも、CIを通じて従業員の求めるものが異なることを理解し、それを受け入れる柔軟さを持って対峙しています。
最初は「みんなが辞めない会社」を目指していましたが、その方針が自分の本当に求める会社なのか疑問に感じていました。
また、売り上げは改善されても、それだけでは満足せず、資金繰りの厳しさや自身のビジョンに対する迷いもありました。
現在は、CIが立ち戻りや振り返りの基準となり、それを通じて自分の経営において大切な価値観や方針を持つことができています。
もっと自分の思いを大切にしてもいいと思うようになりました。もっと自由でいいし、気が楽になりました。

Q8. 当社のサービスを受けて、社内での変化があれば教えてください

社内への浸透や影響はこれからですが、一緒に働く人々と「花の店とがわ」として意思統一ができると感じています。    

パートナーは従業員でもあり家族でもあるのですが、見てる方向性が同じだと再確認ができました。 二人で出した言葉なので、お互いにそこに立ち戻ることができます。 迷ったり、ずれそうになった時に、本質的なところでつながりを確認できます。

Q9. 当社との連携によって今後期待することはどんなことですか?

一緒に考えていける存在であって欲しいです。
普段は一人で考え続けており、他の視点が欠かせないと感じています。
連携を通じて、自分にはない情報や異なる視点を提供してもらい、経営のチームとして外部からの視点を取り入れたいと考えています。この連携を通して、家族やスタッフとは異なる業種や考え方からの知見を得て、新たなアイデアや展望を共有できることを期待しています。

Q10. 当社に対して、改善してほしいことやご要望があれば教えてください。

画面で提示されている情報だけでなく、実店舗など事業全体を見渡して、自分たちが気づかない点を多角的に指摘してほしいです。
また、もっと近くで頻繁に相談できればいいなと思っています。
ビジネスの側面だけでなく、人としてのつながりも大切にし、それをより深めていきたいです。

概要

  • 提供サービス:コンサルティング

  • 期間:2023年2月〜継続中

  • クライアント:花の店とがわ様 

    https://www.f-togawa.co.jp/

    事業内容:
    生花販売、フラワーディスプレイ、葬儀用生花

背景

事業の承継を控えて、経営の資金繰りと従業員の長期キャリア形成に課題があり、新しい経営者の方針を定める必要がありました。
新しい経営者の想いを経営へ展開させるための支援を必要としており、代替わりに伴うリブランディングを望まれていました。

アプローチ

事業承継において以下の改善策を実施しています。

  • 経営診断: 現在の経営状況を棚卸しを行いました。これにより、現状の強みや課題を明確にし、持続可能な成長領域を明確化しました。
  • C I(Corporate Identity)開発: 経営者の代替わりに合わせ、ブランドイメージを向上させるためにCI(Corporate Identity)の開発を行いました。今後の新しい花の店とがわのブランドの一貫性を強化する、経営方針を導きました。
  • 事業計画の策定:新しい経営方針のもと、今後の事業の道筋をたてました。これにより、具体的な計画を持って事業を承継することができました。
  • 資金繰りの課題解決方法の策定: 資金繰りの課題に対して、具体的な解決策を検討しました。ビジョンの実現を目指し、適切な財政戦略を導入し、資金の健全な運用を目指します。

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